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配膳ロボットにできることとは?活用方法や実際の活用例を紹介

配膳ロボットは、人手不足に悩む飲食業界で多く取り入れられ、料理の配膳や下げ膳などの場面で活躍しています。しかし、配膳ロボットにできる業務は配膳だけではありません。

資材や備品などの運搬はもちろん、重労働や長時間作業にも従事できるので、スタッフの負担を大幅に軽減でき、業務の効率化を大きく進められる点が特徴です。

この記事では、配膳ロボットの活用方法や実際の活用例を紹介します。より活用するためのポイントも合わせて解説するので、ロボットの導入を検討されている人はぜひ参考にしてみてください。

配膳ロボットが効率化できること3選

配膳ロボットが料理を運んでいる様子

配膳ロボットは、大きく3つの業務に従事でき、スタッフの負担軽減や業務の効率化をさらに進められます。

1.料理や資材などの運搬

配膳ロボットは、料理や資材などの運搬に特化した商品です。人の手では持てない量の料理や重量物を、目的地まで効率よく自動で運べます。

配膳ロボットを利用することで人員や経費の削減ができるため、飲食業界だけでなく、工場や倉庫・スーパーなどの人手不足に悩む業界で使われています。少ない人員で業務を回せるようになるほか、貴重な人材をお客様のフォローや企画立案などの重要な仕事に割り当てることが可能です。

2.重労働や長時間作業

配膳ロボットは重労働を長時間休みなく実行できるというのも、魅力のひとつです。

例えば、OrionStar社の配膳ロボットLuckiBot Proなら、最大60kgまで積載できるので、一度に多くの資材を運搬できます。従業員が何度も往復する状況を防げるので、負担軽減に役立つ商品です。

3.ルーティン作業

配膳ロボットには配膳以外にも様々なモードがあるので、さらに業務の効率化につながります。例えば飲食店であれば、席までの案内・お客様への商品案内や宣伝といった作業が可能です。

ルーティン化できる作業をロボットが担当すれば、それ以外の業務にスタッフが集中できるので、効率化だけでなくサービスの質の向上にもつながります。また、商品案内や宣伝などの業務は、人よりもロボットのほうが嫌悪感が少ない傾向にあるので、お客様の閲覧率が高まる効果を見込める可能性もあります。

ルーティン作業をロボットに一任し、人間はお客様の満足度を向上させる業務を行ったり、集客力を高める施策を考えたりすることで、より売上増加につなげることが可能です。

配膳ロボットの活用方法4選

配膳ロボットは、配膳ができる飲食業界だけでなく様々な分野で応用可能です。こちらでは、活用できる場面や導入で解消できる悩みなどを紹介していきます。

1.飲食店

帝国データバンクが実施した「人手不足に対する企業の動向調査(2024年4月)」によると、飲食店の非正社員の人手不足割合は74.8%と、全業種で最も人材が不足しています。

慢性的な人員不足に悩む飲食業界では、配膳ロボットで人件費の削減が期待できます。また、可愛いロボットで顧客の注目や満足度を上げて、集客につながるのも大きなメリットです。

飲食店での主な活用場面は、以下の通りです。

  • 配膳や下げ膳
  • お出迎えや席までの案内
  • メニューの案内や宣伝
  • 誕生日などのお祝いの音楽、メッセージなどの提供

スムーズな配膳で店舗の回転率をあげたり、ロボットの接客で顧客単価のアップや再来店を促すきっかけを作ったりできるでしょう。

飲食店での活用方法は、以下のページもぜひ参考にしてください。

>>飲食店|利用シーン|双日ロボティクス|Sojitz Robotics

2.工場や倉庫

工場や倉庫作業では、作業の効率化や従業員の負担軽減が大きな課題です。特に重量物を取り扱う現場では、従業員の肉体的負担が大きかったり、そもそも対応できる人材が少なかったりと、多くの懸念点が存在します。

重量物を難なく運べるロボットを導入することで、安全かつスムーズな運搬作業をおこない、従業員の疲労感や肉体的な負担を軽減できるだけでなく、事故の発生も防げます

また、ロボットは一定のスピードで継続した作業が可能なため、生産性の向上にもつながるでしょう。ロボットによっては密閉した状態での配送が可能なので、ほこりや汚れから荷物を守り、衛生面にも配慮して運搬できるのも大きなメリットです。

工場や倉庫でロボットに任せられる主な作業は、以下の通りです。

  • 部品や荷物、資材、備品などの運搬
  • 工場内の食堂などでの配膳業務

工場や倉庫での活用は、こちらのページもぜひ参考にしてください。

>>工場・倉庫|利用シーン|双日ロボティクス|Sojitz Robotics

3.病院や介護施設

病院や介護施設では、感染症防止のために、非接触対応を求められるシーンがあります。そのような場面でも、ロボットが活躍できます。

患者の血圧や体温測定などの定期的な巡回をロボットに任せることで、感染症のリスクを軽減しながら、スタッフの負担を大きく軽減することが可能です。また病院や介護施設のように広い施設内を、人が行き来することなく資材を運搬できるのも、ロボットの魅力だといえます。

病院や介護施設などでロボットができる主な作業は以下の通りです。

  • 患者や入居者への配膳、下げ膳
  • 血圧や酸素濃度測定などの定期巡回
  • 医療物資や防護服などの備品運搬

ロボットの導入により、患者や入居者に使える時間が増え、ケアに専念したりより細やかな配慮ができたりするなど、サービスの向上につながるでしょう。

具体的な活用シーンは、こちらのページもぜひ参考にしてください。

>>病院・介護施設|利用シーン|双日ロボティクス|Sojitz Robotics

4.スーパー

多くの人が行き来するスーパーでも、ロボットの利用シーンは多いです。バックヤードから商品を補充する目的だけでなく、販売促進のサポートも行えます。

例えば新商品のチラシや試食の案内を載せたり、スピーカーや液晶を用いてセール品の告知をしたりと、プロモーション活動に利用することが可能です。

配膳ロボットは、狭い通路でも障害物を避けながらスムーズに動けるので、お客様の邪魔になることもありません

スーパーでロボットに任せられる主な作業は、以下の通りです。

  • 棚出し作業のサポート(倉庫から陳列棚までの運搬)
  • 商品エリアへのお客様の案内
  • 販促活動や宣伝、チラシ配布など

具体的な活用方法は、こちらのページもぜひご覧ください。

>>スーパー|利用シーン|双日ロボティクス|Sojitz Robotics

配膳ロボットの具体的な活用例 

こちらでは、OrionStar社製ロボットの具体的な活用事例を紹介します。

OrionStar社製配膳ロボットは、世界中で15,000施設以上、6万台以上が導入されており、様々なシーンで活用されています。(2023年末時点)

実際の活用例を、ぜひご確認ください。

飲食店で顧客満足度の大幅アップに成功

首都圏を中心に90店舗以上の寿司屋を運営する株式会社銚子丸では、AI配膳ロボット「LuckiBot Pro」を導入しています。

株式会社銚子丸では、コスト削減や労働環境の改善、コロナ禍による感染対策の強化や非接触でのサービス提供を課題としていました。そこで人との接触をなるべく減らす手段として配膳ロボットを導入し、人とロボットができることをしっかり分けることで、顧客の満足度を下げずに業務の効率化に成功しています

「LuckiBot PRO」には14インチの大型フルディスプレイが搭載されているため、無機質なロボットでも笑顔での接客が可能です。またAI搭載によりお客様とのコミュニケーションも可能で、外国のお客様へのメニューの案内や対応ができるようになりました。

お店独自の取り組みとして始めた誕生日のデザートプレゼントは、ロボットが歌を歌いながら運べるようになり、ほかのお客様からの注目を集めたり子どもたちから喜ばれたりといった効果も生まれています。

詳しくは、株式会社銚子丸の導入事例「配膳ロボットを通してお客様満足度の向上!」で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

接客サービスの強化や回転率の向上に成功した飲食店

和歌山県にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営している株式会社アワーズでは、業務効率化を目指して作業内容を見直した際に、配膳ロボット「LuckiBot Pro」を導入しました。

お客様が集中する繁忙期は、スタッフの確保や待ち時間の短縮が大きな課題でしたが、ロボット導入によりスムーズな料理提供ができ、円滑な店舗運営ができています。

通路をロボットが行き交うことや、広い店内を安全に配膳できるかという懸念は、「LuckiBot Pro」に採用されているトーションバー式サスペンションで難なくクリア。飲み物や熱い料理をお客様にぶつかることなく安全に運ぶ姿は、小さな子どもたちから注目を集めています。

導入した結果、広い店舗での移動距離の短縮やスマートな料理提供が実現でき、スタッフの負担軽減につながりました

詳しくは、株式会社アワーズの導入事例「配膳ロボット導入でスタッフ負担を削減!」で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

配膳ロボットをより効率よく活用するための3つのポイント

配膳ロボットを効率よく活用するためには、導入前の準備や丁寧な検討が欠かせません。こちらでは、活用するためのポイントを3つ紹介します。

1.活用したい場面に応じた形状か

配膳ロボットは主に物を運ぶことを想定しているため、スタッフやお客様が取り出しやすい、乗せやすいことが前提になります。店舗や活用場面での動きやすさはもちろん、実際に利用するスタッフやお客様の負担が増えないかをよく検討してください

例えばOrionStar社のロボットには、高い拡張性を持つ「LuckiBot」や、より安心・安全に荷物を運べる「LuckiBot Pro」、自動開閉ドア付きの「LuckiBot Pro Autodoor」など、活用場面に応じたロボットを選択できます。

抱えている課題を踏まえたうえで、ロボットが解決できるかどうかをしっかり検討することで、より効果的な導入が見込めるでしょう。

2.デザインや製品の仕様が店舗にあっているか

配膳ロボットにはそれぞれ仕様があり、一度に運べる重さや量、稼働時間などが異なっています。利用シーンに合致しているかだけでなく、ロボットで叶えたいと考えている作業を担えるだけのスペックがあるかどうか、丁寧にチェックしておくことが大切です

例えば24時間ロボットを稼働させたい場合は、最大稼働時間が長いものや、自動で充電ポートに戻る機能を有した商品がおすすめです。既存のシステムと連携して効率化を図りたい場合は、システム連携に対応しているかどうかのチェックも大切。

また、店舗のイメージにあったデザインか、想定している顧客へのサービス提供が十分できるかという点も、忘れずに検討しましょう。

3.運用実績やサポートは充実しているか

ロボットの運用実績や、導入後のサポートが充実しているかを確認することも、大切なポイントです。初めてロボットを運用する場合、正しく動作するのか、従業員との連携が取れるかなど、不安がつきまといます。

また、万が一導入後にトラブルが発生した際にも、素早く対応しなくてはなりません。

そこで、すでに多くの飲食店で使われている商品を持っていたり、アフターサポートが充実していたりする企業であれば、安心してロボットを導入できるでしょう。

ロボットのスペックだけを見るのではなく、提供している会社の情報についてもチェックしてみてください。

まとめ:配膳ロボットにできることは多い!活用方法から導入場面を想像してみよう

配膳ロボットは、飲食店などを中心とした配膳業務だけに従事するのではなく、商品や備品の運搬、スタッフの負担の大きい重労働や長時間作業もおこなえます。単純なルーティン作業を黙々とこなしてくれるので、スタッフはより高度な作業やイレギュラーの多い接客業務などに従事でき、より高い顧客サービスを提供できるでしょう。

人手不足は、今後もますます深刻化すると予想されています。AI配膳ロボットの導入は業務の効率化だけでなく顧客満足度の向上にも役立ち、今抱えている悩みや課題を解消できます。

双日株式会社では、店舗の状況に合わせたOrionStar社製AIロボットの導入を手助けしています。ロボットの導入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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